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岩手・夏油温泉郷の旅

【ブナの原生林に囲まれた秘湯緑や紅葉に染まって露天風呂の、はしごが最高】



夏油温泉(げとうおんせん)は、岩手、秋田、宮城の三県境にまたがる栗駒国定公園の焼石連峰に位置している。夏油川の渓谷沿いに露天風呂が点在し、いずれも浴槽の底や側壁の裂け目から湯が湧き出し、いわゆる源泉かけ流しの状態にある。その1つ「疝気の湯」は、傍らに簡素な脱衣所があるだけで、塀などの囲いがないため、見晴らしがよく、春は新緑に、秋は紅葉に頭上を覆われ、間近に渓流を臨みながらの入浴を楽しむことができる。また、落ちついた造りの旅館、昔ながらの湯治客に人気の自炊部もあり、多勢の入浴客で賑わっている。

夏油温泉の歴史は古く経塚山に万徳山宝徳寺を建立した慈覚大師が発見したと伝えられる。また、一説には、建武2(1335)年、平家の末えい四郎左ヱ門が狩猟に出たところ、以前に深傷を負わせた大白猿が、多数の子猿を引き連れて元気よく湯浴みをしているのを発見したとも伝えられている。





見どころは、特別天然記念物に指定されている「天狗の岩」と呼ばれる石灰華ドーム。温泉の湧出口で析出した石灰華が長い歳月を経てドーム状に堆積したもので、高さ約17.6m、下底部の経約25mの巨岩は壮観である。また焼石連峰・夏油三山への登山口にあたるなど保養とレクリエーションに最適の湯の里である。7月、8月の毎週土曜日には、北上地方を代表する民俗芸能鬼剣舞かがり火公演があり、かがり火の炎に浮かびあがる鬼剣舞の勇壮で華麗な舞いは、温泉客を限りない幻想に誘う。

夏油温泉は岩手県北上市(旧国陸奥国、明治以降は陸中国)にある温泉。北上市西部、焼石岳中腹の渓谷にある。交通の不便さから秘湯のひとつに挙げられる場合が多い。

856年に慈覚大師により発見されたとの説もある夏油温泉。夏油(ゲトウ)は、一説では「崖地」のアイヌ語が語源ともいわれ、蝦夷地としての歴史を秘めたこの地域には、古代の都人にとっての異民族をなぞらえたと推察される鬼の伝承も多い。歌舞伎の「茨木」で語られる奇談では、京の羅生門で渡辺綱に片腕を落とされた鬼「茨木童子」が、後に伯母の姿で現れ片腕を取り返すが、この腕を治療した霊湯が夏油の湯とのいわれもある。



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