【静岡県・奥大井湖上駅】
日本唯一の湖上駅
例年の見頃:11月上旬~11月下旬
奥大井湖上駅は、静岡県榛原郡川根本町梅地にある大井川鐵道井川線の駅である。
奥大井湖上駅は、千頭から井川を結ぶトロッコ列車で知られる、南アルプスあぷとライン(大井川鐵道井川線)の駅です。
千頭駅から9駅目で、千頭駅から列車で約1時間。井川駅からは4駅目で列車で約40分です。
長島ダムによって誕生した接岨湖(せっそこ)中間付近の突き出た山にあり、湖に浮かぶ島にあるように見える名物駅で、「中部の駅100選」にも選ばれています。
観光用の無人駅で、ホーム脇には「風の忘れ物」というベルがあり、ホーム待合所には訪れた人が書き残す雑記帳「駅ノート」があります。駅の上段にはコテージ風の休憩棟があり、こちらにも雑記帳が備えられており、2階には望遠双眼鏡(無料)があります。
ダム湖に架かる鉄橋は、「レインボーブリッジ」(命名は東京「首都高速道路」よりも先です)で、鉄橋脇には遊歩道があり、湖上を歩くことができます。
列車で奥大井湖上駅に降りた場合は、次の列車が来るまで周囲を散策したり、休憩棟でくつろぐなど、のんびりするのがいいと思います。
同じ方向行きの列車は約1時間は待たないと来ませんが、逆方向の列車(戻る列車)は比較的早くあります。時刻表でご確認ください。
1つ先の接岨峡温泉駅周辺には「資料館やまびこ」、「接岨峡温泉会館」、「八橋小道ラブロマンスロード」などがあり、2つ手前の長島ダム駅周辺には「長島ダムふれあい館」、「四季彩公園」、「アプトいちしろキャンプ場」などがあります。
奥大井湖上駅から次の接岨峡温泉駅まで歩くこともできます。歩いた場合は約1時間30分ほどかかります。この場合、レインボーブリッジから道路までの道のりが上り下りが激しいので小さいお子さんやお年寄りには厳しいコースです。