【第62位 リトアニア・十字架の丘】
リトアニアの十字架の手工芸とその象徴
シャウレイの北12キロの場所にある、おびただしい数の十字架が立つリトアニア最大の巡礼地です。
その発祥については明確にされていませんが、初めてここに十字架が立てられたのは、1831年のロシアに対する蜂起の後と考えられています。
これらの十字架は、ロシアの圧制により処刑された人たちや、シベリアへ流刑されたリトアニア人たちを悼んだ人々が、一つ一つ持ち寄ったもので、大きさは小さなロザリオから高さ数メートルもある芸術的な十字架まで実に様々です。
途中、旧ソ連軍が撤去を試みたものの再び十字架が集まり、いつしか現在のような数になったそうです。
すでにその数は5万にもおよび、現在も日々増え続けています。
この十字架の丘は「リトアニアの十字架の手工芸とその象徴」として、2008年にユネスコの世界無形文化遺産に登録されました。
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