【第66位 マレーシア・キナバル山】
東南アジア独立峰の最高峰を誇る、マレーシア・ボルネオ島のキナバル山。
キナバル山(キナバルさん、マレー語: Gunung Kinabalu, 英: Mt.Kinabalu)は、ボルネオ島北部、マレーシア領のサバ州にある山である。
標高 4,095.2mはマレーシアの最高峰である。
キナバルとは、マレー語でキナは中国、バルは未亡人の意味。キナバル山付近には、中国の王子とその未亡人の伝説も残っている。
広東の漁師兄弟が台風で遭難、当地に漂着し、現地妻を娶った後、兄がホームシックで北上航海に出たが その後音信が途絶え、現地に残された妻がこの山にのぼってマレーへ帰る船影をさがしたという伝説も伝わる。
実際にはカダザン語のアキ・ナバル(祖先の霊る山)がなまってキナバルになったという説が有力である。
1851年、プラントハンターのヒュー・ローによって初登頂を果たされる。
ヒュー・ローは76種の新種の植物を採取した。世界でも有数の生物多様性に富み、6000種以上の植物と100種以上の哺乳類が確認されている。
山頂には、花崗岩による独特の岩場が広がっている。
また山の麓は、熱帯雨林特有のジャングルとなっている。
熱帯雨林から高山帯までの特異な動植物が数多く存在している。
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山麓のジャングルでは、世界最大の花とも言われるラフレシア、食虫植物として有名なウツボカズラが原生している。
山域は、キナバル自然公園として、ユネスコの世界遺産(自然遺産)に登録されている。
キナバル山のあるサバ州の旗には、キナバル山が描かれている。