【第68位 オーストリア・ハルシュタット】
世界一美しい湖畔として知られるオーストリアのハルシュタット
ハルシュタット(Hallstatt)は、オーストリア中部オーバーエースターライヒ州に属する小規模な 基礎自治体 ( ゲマインデ ) 。
ザルツブルク市にほど近く、オーストリア・アルプスの麓の湖水地帯ザルツカンマーグート地域の最奥に位置する景勝地である。
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ダッハシュタイン山塊の山麓に位置し、ハルシュタット湖の湖畔に家々が並び立つ景観は、オーストリアの代表的な風景として観光ガイドに用いられ、近年では観光地として脚光を浴びている。
一帯は、「ザルツカンマーグート地方のハルシュタットとダッハシュタインの文化的景観」として、1997年にユネスコ世界遺産に登録された。
町の外れには、古代ローマ以前にまで遡る岩塩坑がある。
この塩坑からは古代の墓地遺跡が発見され、ハルシュタット文化の由来となった。なお、Hallはケルト語で「塩」、Stattはドイツ語で「場所」を意味する。
1846年、ハルシュタットの岩塩坑近くで古代の墓地が発見され、紀元前1200年ごろから紀元前500年ごろの青銅器や鉄器が出土。
この地で高度なハルシュタット文化が栄えていたことがわかりました。
岩塩はかつて「白い黄金」と称されるほど高価で、その富により山と湖にとけ込む町並みが維持されてきたハルシュタット。
今も往時の姿を湖岸に浮かべ、「世界の湖畔で最も美しい」と讃えられます