【第81位 メキシコ・グアナファト】
最も高貴で忠実なサンタフェ・デ・ミナス・デ・グアナファト市
スペインの植民地時代の名残を色濃く残している街。
カラフルな色に塗られてた家が立ち並び、まるで宝石箱の中にいるかのような光景が楽しめます。
グアナフアトは、メキシコ・グアナフアト州の州都である。
人口約78,000人(2003年現在)。メキシコでも豊かな銀山に恵まれ、スペイン植民地時代の美しいコロニアル建築で有名である。
歴史的な市街地と近辺の銀山はユネスコ世界遺産に登録されている。
グアナフアトという地名は先住民族のタラスコ族の言葉、「カエルのいる山がちな場所」 が語源であるという説がある。
毎年10月から2週間かけて、国際セルバンテス祭が開かれ、市内にあるフアレス劇場や教会の階段を利用して、セルバンテスの戯曲の上演や、コンサートが催される。
また、映画『レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード』はここで撮影された。
町はメキシコ独立戦争時に、重要な役割を果たした。 かつて町は、現在は町の地下のトンネルを流れているグアナフアト川の周辺に建てられていた。
しかし20世紀中頃、繰り返される洪水に対処するために建造物を持ち上げた。数年後、技術者がダムを建設して川の流れを地下の洞窟の方向に変えた。
トンネルは照らされ、自動車の通行のために小さな丸石で舗装された。
現在、町を走る車の大多数が、地下に造られた道路網を往来している。
地下の道路は、最も良く町の特徴を表すものの1つである。