【第86位 チリ・サンティアゴ】
ローマ、エルサレムと並ぶキリスト教三大聖地のひとつ、サンティアゴ
サンティアゴ・デ・チレ (Santiago de Chile、チレのサンティアゴ)、通称サンティアゴ (Santiago) は、チリの首都。
チリ中央の盆地に位置し、首都機能を有するが国会はバルパライソにある。
南アメリカ有数の世界都市でもある。
1810年から1818年のチリ独立戦争の結果、1818年にベルナルド・オイギンス、ホセ・デ・サン・マルティンらの活躍によりチリが解放されると、市南西部であったマイプーの戦いで若干の被害を受けたものの、サンティアゴは正式にチリ共和国の首都に指名された。
太平洋戦争に勝利すると、1880年代はペルー、ボリビアから併合したチリ北部で硝石が産出され、国が繁栄したことにより、首都サンティアゴも発展した。
1930年代には、サンティアゴの近代化が始まり、チリ各地から人々が集まり、人口も増加した。
1973年9月に起きたクーデターは映画「サンチャゴに雨が降る」 (1975年) でアジェンデ大統領誕生からの顛末が描かれる。
1985年に地震が発生し、中心部の歴史的建造物が破壊された。1990年には、国会議事堂が約120km離れたバルパライソに移転している。