【番外 104 アイスランド・ヴァトナヨークトル氷河】
ヨーロッパ最大の氷河で、アイスランドの国土の8%を覆ってい ます
ヴァトナヨークトル氷河(ヴァトナヨークトルひょうが、Vatnajökull、「湖の氷河」の意)は、アイスランドで最大の氷河である。
島の南東に位置し、国土の8%を覆っている。8,100 km²の広さがあり、体積ではヨーロッパ最大、面積では(スヴァールバル諸島北東島のアウストフォンナ(英語版)に次いで)2番目に大きい氷河である。
平均の厚さは400mで、最大の厚さは1000mに及ぶ。
ヴァトナヨークトルの南の端、スカフタフェットル国立公園付近にはアイスランドの最高峰エーライヴァヨークトル(en)(2,110 m)がある。
この氷河は、氷帽に分類されている。
この氷河の下には、アイスランドの多くの氷河の下と同様にいくつかの火山がある。
例えばグリムスヴォトンのような火山湖は、1996年の大氷河洪水の原因となった。
これら湖の下の火山は、2004年11月にも短期間ではあるが相当な規模の噴火を引き起こした。
この氷河はここ数年間で徐々に縮小している。おそらく、気候変動と最近の火山活動が原因と考えられる。
2011年5月21日にグリムスヴォトンが再び噴火。
ヨーロッパ、スカンディナヴィア近辺の航空便等への影響が懸念された。
レイキャヴィークから約400km、アイスランド南東部にあるヴァトナヨークトル国立公園。
ヴァトナヨークトルはヨーロッパ最大の氷河で、その総面積は約8,100km²、アイスランドの国土の約8%を占めます。
この国立公園には氷河の片鱗が浮かぶヨークルスアゥロン氷河湖、そして近年「スーパーブルー」と呼ばれ注目を集める青く輝く氷河の洞窟があります。
世界中から訪れる人々が目を見張るのは、氷河から放たれるまるでLEDのような青い輝き。
氷河の洞窟内が青く輝く理由は、氷河が降り積もった雪によって押し固められて凍り、空気が押し出されて気泡を含まない純度の高い氷になるため。
このような氷は太陽光のうち青色のみを透過するので、洞窟内からは氷が青く輝いているように見えるのです。