【近畿地方 京都 東寺(教王護国寺)】
東寺(とうじ)は、京都市南区九条町にある東寺真言宗の仏教寺院。
東寺は真言宗の根本道場であり、真言宗全体の総本山です。
山号は八幡山。本尊は薬師如来。寺紋は雲形紋(東寺雲)。
東寺は平安京鎮護のための官寺として建立が始められた後、嵯峨天皇より空海(弘法大師)に下賜され、真言密教の根本道場として栄えいました。
中世以降の東寺は弘法大師に対する信仰の高まりとともに「お大師様の寺」として庶民の信仰を集めるようになり、21世紀の今日も京都の代表的な名所として存続してます。
昭和9年(1934年)に国の史跡に指定、平成6年(1994年)12月には「古都京都の文化財」として世界遺産に登録されました。
教王護国寺とも呼ばれる本寺は、平安遷都後の796年に創建。
金堂、講堂、大師堂など国宝重要文化財の建物が立ち、世界遺産に登録されています。
境内にはソメイヨシノや河津桜など約200本の桜が咲き、中でも「不二桜」と呼ばれる八重紅しだれ桜は圧巻です。