日本のパワースポット特集【青森 八甲田山】
那須火山帯の中の、八甲田火山群地域を八甲田連峰と称します。
そして、大岳(1,585m)を主峰として高田大岳、井戸岳、赤倉岳、前嶽、田茂萢岳、小岳、硫黄岳、石倉岳、雛岳と10の山々を北八甲田、櫛ヶ峰をはじめ6峰の山々を南八甲田といいます。
それぞれの山は円錐状か台形状になっており、中でも、高田大岳と両側に同じ間隔である小岳、雛岳と噴火口の無い三峯が連なっているのは、火山帯としては珍しいものです。
八甲田連峰は、どれも四方にきれいに裾を開くようになっています。
そのため川が多く流れ、上流では美しい渓谷や滝がよく見られます。
火山のなごりとして、地獄沼などの噴気孔跡や温泉も数多くあります。
標高1,000mくらいまではブナの林になっていますが、それより上はアオモリトドマツなどの針葉樹が主体になります。
1,400mより標高が高くなると高山帯で、ハイマツの群生となりナナカマドやミヤマハンノキなどの低木が混成しています。
また、多数の湿地帯があり湿原植物の宝庫になっています。