日本のパワースポット特集【愛知 百間滝】
百間滝は、日本最長の断層帯・中央構造線によって形成された谷の中にあります。
この滝は、中央構造線に沿いながら流れる大島川上流部に位置し、滝つぼにははっきりした断層を見ることができます。
また、滝頭には形のよいポットホールも見られます。
大正15年(1925)発行の八名郡誌には「高さ67間(120m)で郡内第一の大瀑布で実に壮観無比で・・・」とあります。
しかしこの滝は、途中で曲がっているため、そこから滝つぼまでの落差は約43mであることから、郡誌の記述の高さは全長のことと考えられます。
この滝の全貌は、木立に被われ途中で曲がっているので見ることはできませんが、遊歩道をおりてくると間近で壮観無比の大きさが実感できます。
さらに、真偽は定かではありませんが、中央構造線の上に位置するためか、この付近から「気」が多く放出されているとされ、数年前から滝のマイナスイオン効果とともにパワースポットとして県内外から多くの人が訪れています。
中央構造線上にあり、パワースポットとしても有名で「ゼロ磁場の滝」といわれています。
ここで発せられる心と体を癒す「気」のパワーは、長野県の分杭峠を凌駕するとも!
滝入口の近くには湧水を汲める所があり、山奥にもかかわらず多くの人が訪れます。