日本のパワースポット特集【九州 鹿児島 照国神社】
祭神は島津家28代当主斉彬で、文久3年(1863)、天皇から照国大明神の神号が授けられ、翌年の元治元年(1864)、南泉院跡に社殿が建てられ、照国神社となった。
明治10年(1877)、西南戦争により社殿、宝物を焼失、明治15年(1882)に復興されたものの、昭和20年(1945)戦災で再び焼失し昭和33年(1958)復興造営された。今は鉄筋コンクリート造りになっている。
また、入口にある鳥居は昭和4年(1929)の建設で、昭和3年(1928)の御大典を記念して建てられたもので、高さが19.8mもある大鳥居である。
照国神社は島津斉彬を祭る神社として、多くの参拝者でにぎわっている。
出典:「鹿児島市の史跡めぐりガイドブック-五訂版-(平成28年3月発行)」鹿児島市教育委員会
島津斉彬公は、勝海舟をして「幕末第一等の英主」といわしめた名君で、西郷隆盛、大久保利通を登用し、幕末日本を開国の方向に導いた人物です。
集成館と呼ばれる工場群を整備し、造船にも力を注ぎ、わが国最初の洋式帆船「いろは丸」や蒸気船を完成させました。
【照国神社の六月灯】
鹿児島市の中心地にある照國神社では、7月15日、16日に六月灯が開催されます。
県内最大規模の六月灯とされ、参道にはたくさんの夜店が立ち並びます。
境内には企業や商店街が奉納した豪華な灯籠が多数飾られ、大勢の人々でにぎわいます。